学生を卒業して2、3年くらいした時に
担任の先生からエベレストの登頂に成功した時の写真ハガキが届いた。
登山家で、
在校時から「いつか、休暇を取ってエベレストに挑戦したい」とずっと言っていたんだけど、
先生は大学の山岳部で行った登山で吹雪に遭い、
テントが飛ばされない様一晩中手でしっかり押さえて一命は取りとめたものの
凍傷でほとんどの指を失ってしまったというハンデがあった。
最初は絶望的だったといってたけれど、
日常生活に支障がないくらいまで努力して、
教員になり、ハンデなんて全く感じさせないくらい強く、
ハガキが届いた時はすごい本当にやったんだ!と本当に嬉しかった。
山とは何か?
普通なら嫌いになってしまってもおかしくないと思う。
諦めずに挑戦し続けることで
その先には必ず光は見えてくる・・・
つまり自分と向き合い自分を越える。
そういうことを身をもって伝えてくれたんだと、
もう久しく会ってないけど山登りと聞くとこの先生のことを思い出します。
・・・
7/10,11の
仲間5人で登った富士山登山。
天気にも恵まれ、
8合目5尺付近で御来光も拝むことができ、
AM6:15 山頂に到達。
その後日本のてっぺん(剣ヶ峰3776M)にも無事に立つことができました。
アナタにとって山とは?
そんなことを自分に問いながら登ってみると、
達成感もあって気持ちがいいですよ。