なんだろう?
ワンウォッシュなだけなのに
とてもオーラがある。
生デニムをワンウォッシュしただけのごわつき感、
毛羽立ち、適度に凹凸のあるザラ感のある生地、
糊が残るプ〜ンとしたあの独特な匂いは
10代の頃を思い出す・・・
だけど、それでいて
新しいのだ!
前回シャンブレーワークシャツを
ご紹介させてもらった
WAREHOUSEの新レーベル
「BLUE-GRAY」
t.m.p. coopがチョイスしたのは
XXモチーフの5POCKETではなく
1920年代のデニムワークパンツを元に
WARE HOUSEのクリエーションを加えて仕上がったもの。
HOOKLESS ZIPPERを使用したジッパーフライに、
サスペンダーボタン、剥き出しのリベットや、
盛り上がったベルトループと、
先が針になったシンチバックなど、
今日に至るいわゆるジーンズという形が完成する前の
ワークウェアとしての武骨なディテールを随所に盛り込んでいます。
鉄のボタンに、無垢の銅を使用したコインポケットやリベットは、
既に青錆が発生し、
経年変化によりデニムの色落ちと良く馴染み、
こういうところにデニムというものに
真剣に向き合ってきた本気さが伺えます。
フィッティングはワークパンツにあるワイドなシルエットではなく、
太からず細からずを心掛けて現代にマッチするバランスに落とし込んだ
5Pジーンズ寄りなフィット感を重視。
あくまでも、ラフで自由なスタイリングで着こなしてみてほしい。