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WAREHOUSE

個人的に一番楽しみにしていたウエアハウスのパンツです。

話しだしたら長くなるんだけど、

ボトムの歴史は19世紀の南北戦争以降(1860年代−1870年代)に作られた

アーミーパンツです。(※細かな詳細は下記)

何よりも驚きなのは、

この年代の物にも

ベルトループが施されていたという事実と

ロック処理という技術が無かったので

インシームのミミ部分が

3つ巻きで処理されているという事。

とても手の込んだディテールに注目。

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WAREHOUSE
Lot.1083 1860-1870’s CSA ARMY PANTS
COLOR : 生成り
SIZE : 30,32,34

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ヴィンテージウェアの当時の背景や物語に敬意を払いながらも

程よい股上の深さと、太さに若干シルエットののアレンジを加えてるので

合わせやすいのがポイント。

 

ただ珍しいという価値観ではなく、

今ならこう着たいなという僕なりのフィルターを通して。

最初から蘊蓄とかわかって買って頂くってよりは

穿いてくうちに後から良さがわかればいい。

そのくらいのラフな感じで取り入れてもらって

全然アリだと思ってます。

 

WAREHOUSE/ウエアハウスがリリースした

19世紀頃のアーミーパンツ。

何よりもチョイスがニクいでしょう?

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1860年代の南北戦争(Civil-war)時代から、1870年代におけるインディアン戦争でアメリカ連合国(The Confederate States of America)の陸軍が着用したトラウザーズです。このモデルはジャケットにも同じ形状のポケットが二つ付いています。南北戦争の初期の時代は、上着にはポケットが付かないサックジャケットが主流であったため、二つポケットやパンツのベルト通しなど進化したディテールから、後期に着用したものと考えられています。素材は南軍らしい、コットンダック製であり、北軍がウール、南軍がコットンをベースにした衣料を着用していたという説も当てはまる事になります。この南軍のパンツ、フロントのディテールがその後のアメリカ合衆国のアーミーパンツに似ているのも興味深い点です。しかしながら、北軍(アメリカ合衆国)に比べ、きちんとした隊の組成が組まれなかった南軍(アメリカ合衆国)では民間服に手を加えた衣料も多くあるため、極めて特定する事は難しいと言われています。