自分が見て触れて来たものをもう一度見つめ直して
あの頃よりは年齢を重ねた分
今の感覚で切り取ったらまた一味違った提案ができて
面白いのではないか・・・?
そう思って
昨年からご提案している
WAREHOUSE。
アメカジだから…とかジャンルに縛られて括るのではなく、
インポートをピックするイメージというか、今のt.m.p. coopの気分で
おすすめさせてもらうとすれば、
ウエストオーバーオールと呼ばれてた
1800年代後半-1900年代初頭の
ワークパンツにスポットを当ててみた。
縫製方法も未熟だった時代
過酷な労働にも耐えうる頑丈なパンツを作る為、
リベットの多用や縫製など、
いろいろ手間と工夫を凝らしていた時代の名残を感じさせる1本です。
シンチバックの尾錠にサスペンダーボタン、
青錆が発生したリベット。
片側だけのバックポケットに左側のサイドのポケットなど
武骨なディテールがぐっときます。
シルエットは股上が深めのゆとりのあるシルエットですが
当時のバランスをそのまま再現するのではなく
5ポケット寄りな解釈でアップデイトしています。
t.m.p. coopとしては、きれいなシャツやJKTで合わせてみたい
バランスの良いリラックスしたシルエットです。
デニムはフルレングス。
ブラウンダックはショートパンツで展開。
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WAREHOUSE
Lot.1072
DUCK DIGGER RIVETED WAIST OVERALLS
素材は12oz前後の軽めのセルビッチデニム。
ワンウォッシュを施し、毛羽が残る粗野感
青味が強めのデニムの風合いもとても良い仕上がり。
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WAREHOUSE
Lot.1073
DUCK DIGGER RIVETED SHORTS
ブラウンダックは
ハードにウォッシュを施し、
既に穿き込んだような抜けた色合いが
なんとも言えない魅力を醸し出してます。
素材そのものがヘビーなので
ショートパンツを展開してみました。
ニクイでしょう?
もっとお店としての編集能力を磨いてから
いつか定番の1001XXとかも
t.m.p. coopで展開してみたい。
90年代の切り取り方ではなく、
これから先に向けて。