2年前に岡山に行って児島を見学したり、

各メーカーさんのアトリエに訪問して

展示会を見せてもらってきたり

JOHNBULLでは

本社自社工場内を案内してもらいました。

 

ミシンや、裁断機、

カットソーを縫うフラットシーマのミシン、

ユニオンまで鎮座した工場部分には

熟練のおばちゃんから、次の時代を担う若い子までが同じ現場に。

自分もお客さんに接客させてもらう時に、

頭の中では理解しているものの、聞いてきた話をするのと

実際見て感じた話をするとじゃ訳が違う。

そう思って現場に触れることができたのは

とても貴重な体験で、いい勉強になった。

 

しかしながらでかい会社にも関わらず

現場に一体感があるというか、チームとしてしっかり連携しあえていて

すぐに声が反映され小回りが利く環境で物が作れる。

これがJOHNBULLの強みだと感じた。

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そんな強みを活かし

通常のラインとは異なる通称4Fチームという

実質2人で手掛けている特殊セクションがある。

長年の養った技術を最大限に活かし、

主に外注ではコストがかかりすぎて出来ない

手のかかる加工や、実験的なアプローチを試みながら

コスト完全度外視の徹底的にやりこんだ職人魂溢れるセクション。

これから紹介するリメイクデニムもここで手掛けている。

JOHNBULL

HARD WORKER JEANS

のこりW30のみ。

JOHNBULL

作業を分担すると加工に微妙な狂いが出るので、

ライン分けはせずにすべての工程を一人でリメイクを施している完全受注生産アイテム。

何度も何度も当て布をしてリペアを繰り返しながら出来上がったリアルな

クラフトワークはもはや芸術品に達する出来栄えです。

JOHNBULL

5POCKETをベースとしながらも、1900年代初頭のワーカーが穿いていたデニムパンツをイメージ。

片方だけのバックポケットや尾錠。

リベットによる補強ではなくステッチの返しによる補強を施した運針数の細かい歪なステッチワーク。

シルエットはややゆったりめのシルエットで

裾にかけて緩やかにテーパードした合わせやすいシルエットになっています。

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